シニア世代は健康第一となる健康的な習慣を身に付ける必要がある
いつまでもアクティブに過ごすためにも健康第一の生活が重要となり、健康を意識した習慣を身に付けることはシニア世代にとっては寝たきりを遠ざけるためにも大切です。
国の調査によると、日常生活にサポートが必要なシニアの方の原因として挙げられているのが運動器の障害であり、身体を支えたり、動かすための骨や筋肉、関節などにトラブルが起こり、結果的にロコモティブシンドロームを発症してしまいます。
自分の足でしっかり歩き、思うように動けるアクティブな身体をキープするためにも、健康第一の考えでロコモティブシンドロームを予防することが最も大切となります。
何よりも、身体を動かす習慣を身に付けることがポイントです。
身体を支えるためには、筋肉をつけることがシニア世代にとっても必要で、習慣的に身体を動かすことによって筋力アップが図れます。
激しい運動は、心臓などにも負担をかけてしまいやすいため、ストレスを緩和できる散歩やウォーキングをはじめ、簡単なエクササイズから始めることがポイントです。
また、関節への負担を少なくできる水泳などの水中での動き出しも適しています。
身体を動かすことは、脳にも良い刺激となりやすく、認知症などの予防にも適しています。
また健康習慣として、適正体重のキープに努めることもシニア世代では重要視したい内容で、太っていることで身体を支える関節に負担がかかります。
特に50歳代からの中高年に増加しているのが、サルコペニア肥満です。
予防するには筋肉量をキープしながら、体重を減らすための食生活の改善を図ることもポイントです。
筋肉のもとになるタンパク質が不足しないように、豆腐や納豆などの大豆食品をはじめ、カルシウムまでが摂取できる魚など、比較的低カロリーで脂質が少なく、高タンパクである食品を摂取しながら、習慣的に軽めの運動を取り入れます。
日々、元気に過ごすため、ストレスフリーで生活を送ることも大切となります。